対象疾患

頭部・顔面

頭部も症状によって治療が異なります。内服薬も新しい便利なものがあります。
星状神経節ブロックや理学療法を組み合わせて質の高い治療を行います。

対象:
片頭痛、緊張型頭痛、三叉神経痛 など

胸背部

骨粗しょう症による圧迫骨折の痛みや肋骨に沿って痛む肋間神経痛など硬膜外ブロックと内服薬を上手に使って治療します。

対象:
脊椎圧迫骨折後疼痛、肋間神経痛 など

腰部・下肢

腰痛は多くの方が一生のうちで一度は経験します。痛みの種類、病態によって有効な神経ブロックを組み合わせて行います。
硬膜外ブロックや神経根ブロックによる治療が主です。

対象:
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、ぎっくり腰、坐骨神経痛、胸椎手術後腰下肢痛 など

麻痺やけいれん

顔やくびのけいれんに対してボトックス治療ができます。(薬剤準備のために予約が必要です)
顔面神経麻痺と突発性難聴はできるだけ早く点滴治療を開始することが大切です。また、経過により星状神経節ブロックを併用します。

対象:
顔面・眼瞼けいれん、痙性斜頸、顔面神経麻痺、突発性難聴など

血行障害

血管を拡げる作用を持つ交感神経ブロックが有効です。星状神経節ブロックや硬膜外ブロックも交感神経ブロックの作用を持っています。

対象:
閉塞性動脈硬化症、バージャー病 など

その他

自律神経異常が関係しているさまざまな症状や病気に対してペインクリニックの治療が有効な場合があります。

対象:
アレルギー性鼻炎、自律神経失調症、多汗症 など